【静かなる有事⁉︎】小諸佐久エリアの中学3年生人口推移予測(年号は高校入試出願時点)

以下は当エリア(佐久市・小諸市・北佐久郡・南佐久郡の合計) の中学3年生人口の推移予想グラフです(高精度)。

ご覧のとおり2026年以降から下降トレンド入りになっています 。生徒の減少ペースがあまりに急激なため高校の統廃合が追いつかなくなるのではと危惧しています。さらに県外高校進学やN高などのインターネット高校への進学も増えています。そのため本地域の高校入試は多少の変動はあるものの今後長期にわたり競争倍率が1倍かそれ以下になってゆくでしょう。(エッジの効いた進学校や職業訓練高は逆に高倍率になるかもしれません)

ちなみに2024年の佐久市+小諸市の合計出生数は800人未満なので郡部を合計しても1000人程度でした(2000年頃のほぼ半分‼︎)。これが2040年頃の中学3年生人口になります。

蛇足: この影響は甚大です→若年層を対象とする業界。とりわけ急激な少子化と慢性スタグフレーションに見舞われている地方で多店舗展開するのは悪手中の悪手。5年後くらいに強烈な2波目の下げが来ますがキャッシュフローは大丈夫なのか?と他人事ながら心配してしまいます。Concorde Effect/Sunk Cost Fallacyという言葉も頭をよぎります。貸し出し金利も高いですので銀行も縮退期に入った企業にはなかなかつなぎ融資はしてくれませんよ。Brace yourself ‼︎人口統計は数少ない確定した未来。常に注視すべし。